学校法人 晴雲幼稚園
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小学校区幼小合同研修会

2024年08月22日(木)園生活


 草島小学校にて職員が研修会に参加し、幼児教育・保育・小学校教育の連携と接続について理解を深めました。

幼児教育センターの新夕佳子先生が来校され幼児期の遊びの大切さを説明されました。小学校の先生方とグループワークをしました。幼児期の遊びは、「~したい」「~やってみたい」の気持ちを育てる為の大切なプロセスであり、非認知能力が育つ重要な時期です。遊びの力は、学びに通じ、「幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿」が遊びを通して育っていく話をされました。

また、「こうすればいいんだよ」と教え込むような「張りついた学び」は剥がれやすいが、主体的な体験の学びは「体に落とし込まれる学び」になるという言葉が印象的でした。先日年長児が、畑で野菜かごの中にトマトやピーマンを入れていました。「い~ち、に~、さ~ん」と数えて「昨日より多い」と言っていたり、「ちょうちょ~」と蝶の動きを真似したり「せんせ~い割れてるトマトって甘いんぜ」と「なんで?」と聞くと「青いのは甘くないけどあか~っくなって甘くて割れるん」と言っていました。先生が「へぇ~そうなんだ~じゃあ、ちょっと割れてるの摘もうかな」というと子どもは、「割れとったら、食べれんかもしれんし、食べれるかもしれん」と言っていました。割れるのは熟れているからということを体感している子どもの気づきと、割れていても食べられるトマトと食べない方がいいものがある違いに気付いているようでした。「10の姿」である(8)数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚(9)言葉による伝え合い(10)豊かな感性を表現などが育っている姿を目の当たりにしました。子どもの遊びは楽しくって面白いです。そして、その中に育っている成長の芽が沢山芽生えています。子ども達の遊び=学びを幼児教育・保育・小学校教育に円滑に繋げられるよう今後も幼小連携と接続に取り組んでいきたいと思います。

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