七夕の竹取り
2022年06月21日(火)園生活
今日は年長児が竹を取りに行きました。近所の方のご厚意で毎年いただいています。「こんにちは。竹をください」と元気よく挨拶をすると「はいどうぞ」と優しく出迎えてくださいました。春にも満開の桜を見せていただいた庭は青々とした葉っぱでいっぱいでした。筍の皮がついている竹は真っすぐに空高く生えていました。風が吹きざわざわと葉っぱがなっていました。何十本も生えている竹を見てどれをいただこうかな?とみんなで考えました。「真っ直ぐのがいいな」「枯れていないのがいいな」と思いを話しながら随分迷いました。園長先生から「下に茶色い筍の皮がついているのが今年大きくなった竹」「竹が薄緑色なのは2年目」「竹が茶色いのは3年目以上だよ」と教えて頂きました。しなって折れない、ほどよい色で硬くて強そうな2年目の竹を選びました。のこぎりでギコギコ切り竹がバキバキと倒れると、「うぁー」と歓声が上がりました。「ありがとうございました」と心を込めてお礼を言いいました。帰り道は「よいしょ よいしょ」とかけ声を合わせて遊戯室まで運びました。「みなさん竹を取ってきました。飾ってください」と園内放送をかけている年長児の姿もありました。いろいろな部屋から「はーい わかりました」と声が聞こえてくると嬉しい表情をしていました。家族の方とかいた短冊。みんなの願いが届きますように・・・。